概要
伊吹山は秋の草花が見頃だ。暑い一日だったが、青空と白い雲、色とりどりの草花が短い秋を演出していた。さてイヌワシはというと、北斜面の岩棚やお立ち台にとまったようだが私は、南斜面で観察開始。西南西の風だったので観察ポイントを迷ったが、登山道からの観察にした。朝のうちは見通しがよかったが、霧が出て来たので、東コースに場所を変えた。風裏になるが上昇気流は少しある。北斜面の霧のようで、とりあえずここで観察をすることにした。

草花
サラシナショウマがピークを過ぎようとしている。シオガマギク、アキノキリンソウ、テンニンソウ、コイブキアザミがたくさん咲いている。テンニンソウは群生するので、この山で最も多く見られる植物だと思う。それからリンドウ、タムラソウ、イブキトリカブトが咲き出した。季節は進んでいる。
イブキトリカブト

リンドウ


サラシナショウマ



テンニンソウ


シオガマギク


ツバメがよく飛んでいる


イヌワシ 10:53
朝からトビもチョウゲンボウも飛ばない。風は吹いているのでもう少し飛んでもいいと思うが、自然の摂理は人間にはわからない。10時まで西の琵琶湖展望付近で粘ったが霧で視界が悪くなったので、東コースに移動した。ツバメはよく飛んでいる。ここもチョウゲンボウもトビも飛ばない。視界はあるのでここで粘っていると10:53、谷の下の方でイヌワシ発見。ちょうど弥高尾根の7合目付近の東斜面。旋回しながら獲物を探している。ビデオ撮影を始めるとペアだった。今日は動きながらの撮影だったので大きなレンズは持っていない。解像度が出ないので写真は観察記録程度だ。



ペアで飛んでオスが谷に入った ビデオ映像からの書き出しなので不鮮明だ。

左から来たのオスだ。この時点で獲物にロックオンしていたと思う。迷うことなく、羽ばたきながら谷に入った。




チョウゲンボウ
一度だけ出てきたチョウゲンボウ、今日は山に上がってきてないようだ。


アキノキリンソウ

アケボノソウ
花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことに由来。鈴鹿の山を歩いていて、この花を見ると秋だなと思う。花のシーズの終わりを告げる花で、郷愁を感じられる。


コイブキアザミ

タムラソウ

ツリガネニンジン

ヒメフウロ

ワレモコウ

家路をい急ぐミサゴ

