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天候は安定してきたが、まだまだ夏の気圧配置が続いていて暑い。しかし伊吹山は秋がはじまっていた、落葉樹の葉の緑が黄ばんできた。気温が高いが過ごしやすくなってきた。北西風の予報に期待して伊吹山に上がった。ここ数回は苦戦を強いられているので、たまにはしかりと撮影したい、さてどうなるか?ドライブウェイは9月から8時オープンなので、朝がゆっくり出来るようになった。

8:30 朝の風景 

少しガスが絡んでいた

お昼前後まで出てこないだろうと思っていると、谷の方でサーナの鳴き声が聞こえた。嬉しいね、こんなに早くサーナの鳴き声が聞けるとは思わなかった。茨城の水戸から見えたご夫婦が昨日から観察を始めたようだ。昨日はさっぱりで忍耐の一日でしたとのこと。遠くからみえたので、しかり観察出来るといいね。

9:29 谷を覗き込むとサーナが出てきた。

9:30 サーナが谷の斜面に降りた

朝から狩りの練習だね。

9:51 谷の右岸斜面にツキノワグマ

急にガスがでてきて親か子かわからない。

今日はシカの数が少ない。熊がいるからかな。

10:00 サーナが右岸の岩場

ガスでサーナの行動が分からなかったが、ガスの切れ間で、サーナが右岸の岩場にとまっているのを確認できた。

しばらく飛ばない気配がする。羽繕いを始めた。ガスが断続的に流れ視界がない。

11:05 山頂でノスリにカラスがモビング

ノスリとカラスは相性が悪い。いつもカラスにモビングされる。カラスが数羽集まってきている。ノスリは8月まではあまり見なかったが、猛禽も移動の季節になってきた。

カラスにモビングされるノスリ

11:10 やっとサーナが飛び出した

うんちして、羽をブルブルしたので、構えていると飛び出してくれた。

旋回して高度を上げ、北尾根の方に行った。

11:40 サーナ、猛禽に絡まれる

距離が遠いしピントがあってないので、猛禽の同定が難しい。尾羽の横縞、背の色が茶色っぽい、足が黄色は確認出来る。チョウゲンボウかな?

11:44 トビはよく出た

12:03 父ワシが西の方から飛んできた

久しぶりにかなり近くを飛んでくれた。8月に入ってからは近くで撮れていなかったので嬉しい。

12:31 ペアで狩りをしている

北尾根に沿ってペアで狩りをしていた。

オス
オス
獲物を探すメス
獲物を探すメス

12:40 今度は左岸斜面にツキノワグマ

尾根を乗り越えて谷に降りてきた。シカが一斉に逃げ出しました。

14:03 ペアで車道の尾根に沿って飛んできた ハヤブサが付いている

近すぎてフレームアウトしそうだった。斜面にそって丹念に獲物をさがしている。

ハヤブサがついてきた

ハヤブサの後でメスワシがやってきた

母ワシ
母ワシ
ペアで飛行

ハヤブサがついてくる

14:10 サーナは別行動でいつもの尾根に岩にとまった

まだまだ子供だ。親が餌を持ってくるから安心なのだろうか。こんなところで休んでないで、一緒に狩りについて行きなさい。

14:14 飛び出して、アナグマを見つけ襲いかかるが、もちろん獲れない。

自分で出来ないのなら、父と母を呼んできなさい。獲ってくれるよ。

どこにいるかわかりますか?サーナが枝にとまっています。下にアナグマがいますが、サーナに気付いていません。ビデオからの切り出しだし、ピントがあってないので不鮮明ですが、雰囲気で見て下さい。

アナグマを狙うサーナ

アナグマがサーナに気付いて逃げ出しました。

ピントが手前の落葉樹に持って行かれました。残念ですが、雰囲気で見て下さい。映像で撮ってあるので、もう少しわかりやすいと思います。YouTubeをお待ちください。

サーナが襲いかかる

この後もサーナは狩りの練習をしました。斜面にそって低空で飛んでいます。

何かを見つけたのかな、急降下しました。

急降下と急旋回を繰り返します

気がつくと16時です。琵琶湖が西日で輝きだした

16:12 サーナ西に向かう

今日はしっかり撮影出来たので16時過ぎに帰ろうとするとサーナが、北尾根から出てきて西に向かっていきました