カワセミは川面を見つめ獲物を探しているときはあまり動がない。躍動的な絵にするにはやはり、飛び出しやダイブが面白い。といってもいざ撮影するとなるとたやすくはない。まず飛び出しを捉えないとどうにもならない。飛び出しを見てからシャッターを切ったのではどれだけ運動神経が良くて無理だ。そこでOLYMPUSのカメラのプロキャプチャーという機能を利用する。どういう機能かというと、シャッターを押したとき、過去にさかのぼって記録されるという機能だ。半押しの状態で待機しているとき、常にバッファーへの記録が始まっている。シャッターをしたときに、バッファーに記録されたデータが写真になる。30コマくらい記録されるのでその写真を処理ソフトで合成する。動いている被写体を止めて撮るにはシャッター速度が2000くらいにするのだが、シャッター速度を上がるとISO感度が上がり画質が劣化する。なので、なるべく明るいほうがいいのだが。2021.2.22
撮影機材 OLYMPUS EM1mark3 M.ZUIKO ED 100-400mm
処理ソフト Adobe Photoshop


合成の手順なは、まず連続写真を読み込む。Photoshopにはファイルをレイヤーとして読み込み機能があり、その際、ソース画像を自動的に配置にチャックを入れておくと、自動的に各画像のズレを調整してくれる。
合成は、背景が空など単色で明るい場合は、比較(暗)で簡単に合成できるが、このように背景が暗くて単色でない場合は、レイヤーマスクを利用して、実用な部分以外はマスクして合成することになる。このあたりが面倒だ。細かくやればきれいになるが、面倒に感じると雑になる。